足の冷え性でお困りの方、足が冷えて眠れない方、いろいろな足冷え解消法や
冷え性改善方法を試したが、うまくいかなかった方は、是非ここをご覧ください。
冷え対策、女性向き仕様-『温め美人プログラム』についての考察-
1.はじめに
今回ご紹介する健康情報は、石原結實著『温め美人プログラム』(WAVE出版)です。
同氏の著書『「体を温める」と病気は必ず治る』については、すでにご紹介済みですが、今回ご紹介する『温め美人プログラム』は、女性が抱えやすい不調や病気、ダイエットなど美容の問題を、漢方医学の理論にしたがって解決していく完全女性向け仕様の本といえるでしょう。
そして、その漢方医学の理論から導かれた、本書の背骨ともいえる理論について、氏は以下のように簡潔に述べておられます。
『漢方に、「万病一元、血液の汚れから生ず」という言葉があります。不調や病気は、すべて血液の汚れから起こっているということですが、「血液の汚れ」と「冷え」には切っても切り離せない深い関係があります。女性特有の悩みやトラブルも例にもれず、「血液の汚れ」つまり「冷え」に大きく関係しています。ですので、不思議なことかもしれませんが、「体を温める」だけで、みなさんが抱えているトラブルはほとんどが解消されていくのです。』と。
同氏は、女性の美しさは、「E(エネルギー)」、「B(ビューテー)、(H(ヘルス)」の三つがそろった時、初めてかなうものだと言います。
本書では、「冷え」と症状の関係や、すぐに効き、体質そのものを変えるオリジナル温熱療法などが紹介されていますが、これらの方法を長くやり続けるコツは、「どうして効くのかメカニズムを理解」したうえで、「自分がやってみて気持ちのよいやり方」で続けるということだと言います。
さらに、温め作戦が成功していく過程で心と体に表れる次のような「気持ちのよい変化5ポイント」をチェックポイントにして、無理をせず実践してみてくださいと述べています。
①発汗がよくなる
②お通じがよくなる
③お小水の出がよくなる
④体温が上る
⑤気分が良くなる
2.本書『温め美人プログラム』(以下「本書」という。)の構成について
本書の内容は、5つのpartに分かれています。part1は自分の体のカルテ作りです。たとえば、自分の平熱、生理周期、冷えチェック、排泄状態チェック、食生活チェック、水分補給度チェック、水分チェック、「陰性」「陽性」体質チェック、不調チェックなどを自己診断でチェックすることにより、自分の現在の体の状態を知るために行うものです。
part2は、いよいよ温め作戦の開始です。ここは、「基本の万能温めプログラム」として次の5つの「温め作戦」が記述されています。
温め作戦①は、「朝だけプチ断食で体を温めよう」
温め作戦②は、「生姜紅茶」と「ニンジン・リンゴジュース」
温め作戦③は、「陰性体質には陽性食品」の食べワザ!
温め作戦④は、「出すもの」を出す!
温め作戦⑤は、体質を根本的に変える入浴法
温め作戦⑥は、体を芯から温める簡単運動
part3は「トラブル別体質改善プログラム」です。この章では、女性に多い悩みを取り上げ、症状別の効果的な対策が紹介されています。
part4は「確実にやせるダイエットプログラム」です。この章では、上手に健康的にやせていく秘訣が詳しく段階を追って示されています。
part5は「美肌を取り戻すプログラム」です。この章では、「美しい肌は体を温めることでつくられる」ことを主題に、肌のトラブルの症状別にそれぞれ予防と改善方法が示されています。
part6は「心を元気にするプログラム」です。この章では、冷えると心の調子までが悪くなる理由、体が温まると元気になる理由とともに、心の病の症状に応じた改善方法が示されています。
3.各partの要旨について
それでは、各partの内容(要旨)について、もう少し詳しくご紹介したいと思います。ただし、私の感性で、内容を取捨選択していますので、決して、本書の概要というものではありません。また必ずしも原文を正確に記述したもののみでないことを、予め、お断りしておきます。また、随所に私流の解釈や考え方を述べているところもあります。というわけで、とくにここに示されている各種改善プログラムを実行してみようとされる方は、必ず、本書『温め美人プログラム』を精読のうえで正しく実行されるよう、お願いしておきます。
(1)女性向き冷え性の解消対策part1:体のカルテを作ってみよう
体の不調の原因である「冷え」は、ある日突然起こってくるわけではありません。長い生活習慣の積み重ねが「冷えた体」つくっていきます。言い換えれば、あなたの抱える不調は、これまでの生活習慣や生活スタイルの中から生まれてきているということです。この章では、part2以降の体を温めるプログラムを実行する前準備として、先ず、平熱、生理の周期、食生活、漢方医学でいう「陰性体質」か「陽性体質」かなど、自分だけの「体のカルテ」を作っていけるようになっています。このカルテがあれば、自分が陰性なのか、陽性なのか、何が体を冷やす原因をつくっているのか、どこを改善していけばいいのかがわかり、本書を読み進んでいく上でも、ポイントがつかみやすくなります。楽しくラクに、元気にきれいになっていく。これが石原流の基本であると、著者は言っています。
チェック①平熱を測ってみよう
平熱とは、午前10時に測った体温のことを言います。午前10時の段階で、体温が36.5度台を下回っていた方、35度台だった方は要注意だと、著者は言います。
なぜなら、35.5度という体温は、排泄機能の低下やアレルギー症状の出現、自律神経失調症が引き起こされる段階ですし、35度というのはガン細胞がもっとも増殖する温度であり、水でおぼれて助けられた人が生命回復できるかどうかというギリギリの体温だからだそうです。医学大辞典では、日本人の平均体温は36.8度プラスマイナス0.34度と書いてあるそうです。
チェック②おなかに手を当てて温度を見てみよう
おへそから上と下に手を当ててみて、おへそより下が冷たい人は下半身が冷えています。生理不順、生理痛、冷え性、むくみなどの症状を訴える女性、下半身が太っている、大根足で悩んでいるという女性は、例外なくおへそから下が冷たくなっているそうです。下半身に不調が出やすいという人は、仰向けになって、おへその上下の温度を比べて見ましょう。下の方が冷たくなっていませんか?
チェック③ちゃんと「出して」いますか
体内に溜まった老廃物を体外に排出する作用が正常に働いていないと、体の中は老廃物だらけとなり、血液は汚れ、いろいろなところに病気や不調を引き起こすことになります。
・毎日なぜかだるい
・疲れやすい
・顔色がすっきりしない
・化粧のりが悪い
・午後になると体がむくむ
・痩せにくい
このような症状は、老廃物をうまく出すことさえできれば、ほとんど治ってしまうということです。普段ほとんど汗をかかない、汗が出にくい、便秘気味で排尿回数も少ない、回数は多いけれど色が薄い、こんな人は排泄力が低下しています。まず、自分の排泄状態を見直し、老廃物を出す力を高めていきましょう。
チェック④好きな食べ物は?
パン、バター、ケーキ、果物、コーヒー、お茶、生野菜サラダ……。女性は、こんな食べ物が大好きです。しかし、基本的に「白くてふわふわ」しているもの、南方産など暖かい地方でとれる食材や水分たっぷりの食材は、体を冷やす食べ物なのです。日頃の食生活に、こうした食べ物が多くないかを一度チェックしてみましょう。
チェック⑤あなたの体の水分度は?
現代人は、四六時中、いつでもどこでも水分を補給している状態です。それでなくとも女性はお茶や果物が大好きですから、男性よりもっと水分をとっていることが多いのです。しかしとりすぎれば「毒」になります。水分過剰になると、余った水分が体内にとどまり、さまざまな不調の原因となります。これを漢方では「水毒」といいます。あなたはいかがですか? 1日どのくらいの水分をとっていますか? また水分過多が症状に出ていないでしょうか? チェックしてみてくだい。(本書中の「水分補給度チェック」表で水分とりすぎの危険の有無を、また「水分チェック」表で「水毒」症状の有無を自己判定できるようになっています。)
チェック⑥あなたは「陰性」?「陽性?」
漢方では、体質は「陰性体質」と「陽性体質」、食べ物は「陰性食品」と「陽性食品」とに分けて考えていきます。「陽」は熱、乾燥、収縮という性質をもち、「陽性」とは温かい状態、体内の栄養が充実している状態のことを言います。反対に「陰」は冷え、湿(水)、拡張の性質をもち、「陰性」とは冷えた状態、栄養がない状態を言います。体質で言えば「陽性体質」の人は、いつも体が温かく、暑がりで元気旺盛です。筋肉が発達していて、よく動き、性格も陽気です。いっぽうの「陰性体質」の人は、寒がりで冷え性、体力もなく、筋肉も少ない。色白で、痩せていか、または水分・脂肪でぽっちゃりしている。性格もどちらかといえば内向的です。さて、あなたはどうでしょうか。「陰性」の傾向が強かったら、紛れもなく不調の原因は「冷え」です。ならば、からだの中を温めることで、必ず抱えているさまざまな不調は消えていくはずです(本書中の「陰性」「陽性」体質チェック表により自己診断できるようになっています)。
(2)女性向き冷え性の解消対策part2:基本の万能温めプログラム
ここで、先ず、血液の働きを整理しておきましょう。
①ビタミンやミネラルなどの栄養素、水、酸素を各器官に運んで機能を維持したり、高めたりする
②血液内には臓器でつくられたホルモン、赤血球、白血球といった物質も含まれて、体の健康を守っている
③全身を循環しながら、各器官の細胞から出された老廃物を受け取り、腎臓や肺などに運んで体外に排出させている
「冷え」というのは「体温の低下」です。体温の低下とは、体の熱を生み出す力(代謝)が弱いということを意味しています。体の熱を生み出すのは、口に入れた食べ物の栄養素が分解してできる糖、アミノ酸、遊離脂肪酸などです。これをエネルギー基質と呼びますが、このエネルギー基質が血液によって体内の細胞に運ばれてエネルギーが作られ、そのエネルギーによって各細胞や器官、組織が働いて体内に熱が生まれます。ですから血液の流れが悪いと、体内で熱を生産することができません。
体が冷えると血管は硬くなり、血の流れも悪くなって、ますます熱を生み出す力は弱まります。低体温と血行はこのように関係していて、体の冷え=血行不良につながります。
血液の流れが滞ることを漢方では「瘀血(おけつ)」と呼びます。「瘀血」は「汚血」のもと。だから病気や不調になるのです。
「体を温める」と、どんな効果があるか?
体が温まれば血液の循環がよくなります。老廃物は体外に排出され、血液も体の中もきれいになっていきます。細胞に必要な物質が届きやすくなり、細胞は活性化して新陳代謝もよくなります。
だから、
・内臓が健康になり、体調がよくなる
・病気が治りやすくなる。病気にかかりにくくなる。
・肌がきれいになる。
・余計な水分や老廃物がなくなり自然と体重が落ちる。
・イライラやうつなどが消えていく
といった効果が出てくるのです。
体をとことん温める「冷え取り」の基本テクニック
温め作戦1ー「朝だけプチ断食で体を温める」
人類は常に「栄養失調」状態にありました。そのため、ヒトの体は空腹に慣れていて、あまり食べ物が入ってこなくても生命を維持するメカニズムがきちんとできあがっています。ところが、空腹時代が長かったことで、「食べ過ぎ」に対してのメカニズムは存在していないのです。だから食べ過ぎて余剰物や老廃物が出てくると、ヒトの体はそれをうまく処理することができずに血液の中にためてしまいます。血液が余剰物や老廃物で汚れればドロドロ血になります。当然、血液の流れは悪くなり、体は冷えてしまいます。体を温めるには、食べすぎは禁物なのです。
食べ物が口から胃に入ると、消化・吸収を促進させるために体中の血液が胃と小腸に集中します。反対に胃袋に食べ物がなければ、血液が一箇所に集中することもありません。体熱を最もたくさん生み出す筋肉と脳にも血が十分に流れ、熱が絶えずつくられて体温は高いままです。朝食を食べたくない人は食べなくてもいいのです。むしろ、朝は食事を抜いたほうが体は温まりやすいと著者は言っています。
「朝食抜きプチ断食の一日の基本メニュー」
朝
黒砂糖かハチミツ入りのしょうが紅茶1~2杯
または、
ニンジン・リンゴジュース(ニンジン2本+リンゴ個、500cc)
昼
ざるそば、又はとろろそば、或いはわかめそば(七味、ネギ、わさびをたっぷり入れる。)
または、
タバスコをたっぷりかけたピザ・パスク
或いは
普通食を腹八分目
夜
すきなものを、なんでも好きなだけ! お酒もOK!
この基本メニューの優れているところは、夜はなにを食べてもいいという点にあり、食べたいものをガマンする必要がなく、つらい思いもひもじい思いも感じないで、体温め作戦が続けられることだと言うことです。
温め作戦2ー「生姜紅茶」と「ニンジン・リンゴジュース」
[生姜紅茶]について
作り方:温かい紅茶のなかに、すりおろした生姜と黒砂糖又はハチミツを加えるだけ。紅茶はティーパックでもかまいません。
生姜が何故そんなにいいのかというと、生姜にはジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオールなどの辛味成分と、ジンギべレン、クルクミン、ビザボレン、ピネンといった芳香(精油)成分があります。これらの成分が驚くべき効能を発揮してくれるのです。漢方の原典である「傷寒論」には生姜について「体を温め、すべての臓器の働きを活性化させる。体内の余分な体液をとり除き、駆風を促し(ガスを排泄し)、消化を助ける」という記述があります。150種ほどある医療用漢方薬の75%に含まれているほどです。
薬理学の分野でも、
・血管を拡張して血流をよくし、血圧を下げる
・体温を上げ、白血球の力を強めて免疫力を高める
・発汗、解熱、去痰、鎮咳作用を発揮する
・排尿を促し、むくみや小太りを改善する
といった効能が発見されています。驚くべし生姜パワーなのです。
さらに紅茶はどうかというと、緑茶、ウーロン茶、紅茶に含まれるカテキンには抗菌作用」があり、またガンの発生を抑える作用や、体内の脂肪を溶かす作用にも優れていることが分かっています。お茶のカフェインには利尿作用があり、排尿も促してくれます。お茶の中でとくに紅茶を勧めるのは、色の濃い紅茶が陰陽論で言う体を温めてくれる食物になるからです。
「生姜紅茶」の上手なとり方
「温め作戦」では、朝食の代わりに生姜紅茶を1~2杯ほど飲みます。これ以外でも「のどがかわいたな」という時に、冷たい水分の代わりに生姜紅茶をとるようにしましょう。保温効果のあるポットに入れて持ち歩くというのも方法です。生姜も紅茶も副作用の心配はまずありませんが、1日の飲む目安は6杯までにとどめておくほうがいいでしょう。
朝飲むとどうも気分が悪くなるという人は、生姜の量を減らして飲むか、次にご紹介する「ニンジン・リンゴジュース」を朝の基本メニューにしてみてください。
[ニンジン・リンゴジュース]について
作り方:用意するものは、ニンジン2本、リンゴ1個とジューサー
①ニンジンとリンゴをよく洗い、②適当な大きさにに切る(できれば皮も種もそのままで)。
③ジューサーに入れ、ジュースにする。④かむように、ゆっくり飲み干します。
リンゴとニンジンをあらかじめ冷蔵庫で冷やしておいて、少し冷たい状態で飲んでいただくのはかまいません。夏場などは、こうした方が飲みやすくなります。
ニンジン・リンゴジュースが体によい理由
リンゴには、ビタミン類、糖類、リンゴ酸などの有機酸、また食物繊維であるペクチン、オリゴ糖、ぽりフェノールなどが多く含まれています。「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」というイギリスのこ諺があるほどです。このリンゴに、活性酸素の除去や免疫力の増進に効果的なベータ・カロチンや、硫黄、リン、カルシウム、カリウムといったミネラルがたっぷりのニンジンを組み合わせた飲み物が「ニンジン・リンゴジュース」です。1979年に石原結實氏が勉強に行ったスイス・チューリッヒの自然療法を行うB・ベンナー病院では、朝からコップ3杯の「ニンジン・リンゴジュース」を患者さんたちに飲ませ、ガンをはじめとする難病や奇病に絶大の効果を発揮していたと述べています。
「ニンジン・リンゴジュース」には、体を温め、脳や細胞の働きを活性化し、豊富なミネラルとビタミンで美肌効果、ダイエット効果もばっちり。老廃物や余剰物の排泄を促して体の不調を整えてくれる、こんなすごいパワーが秘められていると、著者は言います。
温め作戦3ー「陰性体質には陽性食品」の食べワザ
漢方の治療はすべてを「陰」と「陽」に分けて考え、陰でも陽でもない「間性」の状態にもっていくという形で行っています。その際に、重要視しているのが食べ物と食べ方です。ですから「陰性体質」の人は「陽性食品」で体を温め、「陽性体質」の人は「陰性食品」で体の熱をとることが必要なのです。女性の大半は「陰性体質」ですし、女性の感じる不調はほとんどが「冷え」からくるものです。
「陰性体質であれば、「冷える」食べ物を大量に食べる食生活はご法度です。健康になりたい、きれいになりたいというのであれば、意識して体を温める「陽性食品」を食べるようにしましょう。
「陰性食品」と「陽性食品」の見分け方は?
①色
黒、赤、橙などの暖色系の食べ物は「陽性」、青、緑、白などの寒色の食べ物は「陰性」というのが、見分けの基本です。
たとえば、肉や魚はほとんどが赤い色をしているから陽性食品。色の黒い根菜類は陽性、色の白いキュウリ、レタス、もやしなどは陰性、とくに、牛乳、豆腐、パン、白砂糖、マヨネーズといった白い食材は、ほとんど陰性食品です。
②しまっているか、いないか
水分が少なく「しまっている」ものは陽性、水分が多く柔らかいものは陰性ということも見分け方のポイントです。たとえば、そばやスパゲッティはかたくしまっているから陽性。やはらかく水分の多いゆでうどんは陰性。水分の多い牛乳は陰性食品ですが、水分を取り除いたかたい状態になったチーズは陽性食品となります。
③産地はどこか
熱帯地方でとれる食材には体を冷やす陰性食品が多く、寒い地方でとれる食材には体を温める陽性食品が多くなります。バナナ、マンゴー、パイナップル、トマト、きゅうりなどは、陰性食品。
④塩のきいたものは陽性食品
体を温める作用に優れた食品の筆頭にあげられるのが「塩」です。梅干、みそ、しょうゆ、佃煮、めんたいこ、干物、漬物など、塩分の多い食品は、すべて陽性食品です。塩分は過ぎれば高血圧や脳卒中を引き起こしますが、だからといって極端に塩を減らせば、「冷え」を防ぐことはできません。適度に塩分をとることもからだを温めるうえで必要なことと思ってください。
⑤「間性食品」
色でいえば、薄い黄色や茶色のものです。
玄米、黒パン、アワ、キビ、ヒエ、小豆、大豆、イモ類、とうもろこしなどがそうですが、間性食品には、いわゆる「主食」として食べられているものがたくさんあります。「主食」ですから、毎日の食事にはぜひ間性食品もとり入れていきたいものです。「間性食品+陽性食品」という組み合わせで毎日のメニューを工夫して見ましょう。
温め作戦4ー「出すもの」を出す!
体を冷やす原因は、血の汚れや過剰な水分にあるのですから、何はともあれ、こうした余剰物・老廃物をどんどん捨てていくこと。捨てていけば体温は上がり、排泄力も高まっていきます。
とくに腎臓や腸などの排泄臓器は下半身に集中しています。ですから下半身をよく温めて体の毒素を排泄していくことから始めるのが重要なのです。
汗を出すには運動や入浴が最適です。排尿の促進、便秘解消についても同様に運動や入浴は欠かせません。
また発汗、利尿作用や排便効果を高めるということでは、食べ物も大きく影響します。前項で紹介した「生姜紅茶」と「ニンジン・リンゴジュース」は、体を温めて発汗作用を促し、同時に利尿・排便効果も期待できるメニューです。
その他「出す」効果が高い食材
・しじみ(利胆作用=胆汁を出す作用に優れ、肝臓の働きをよくする。)
・イカ、エビ、タコ(利胆作用、強肝作用に優れる。)
・青魚(血管を拡張し、血小板の凝集を抑制して血の流れをよくする。)
・レバー(肝臓の働きを助け、血液内の老廃物を解毒する。)
・ホウレンソウ(胃腸を浄化し、整腸に優れ、便秘を改善。)
・ニラ、ニンニク、ネギ、タマネギ(発汗・利尿、強肝、整腸作用に優れる。)
・もやし(食物繊維が多く排便を促す。)
・キノコ類(食物繊維が多く排便を促す。)
・キャベツ(胃腸の粘膜を強化し、腸を掃除してくれる。)
・黒豆(体温め作用が強い。)
・漬物(整腸作用が強く、排便を促す。)
息からも老廃物が排出される
老廃物のうち、水に溶けるものは尿として腎臓・膀胱から排出されますが、揮発するものは肺から呼気として排出されています。呼吸も重要な排泄行為です。
歌う・しゃべる行為は、体を温め、大量の息を吐き出すことで呼吸からも老廃物を排出します。また大声で笑うというのも同様ですが、「笑い」の効果はそれだけでなく、笑うことで脳からベーター・エンドルフィンという脳内ホルモンが分泌され、交感神経の緊張を緩めてくれます。体がリラックスして、さらに血流が良くなります。
温め作戦5ー体質を根本的に変える入浴法
最近の若い人たちには、湯舟につからずシャワー浴だけで済ませている人がたくさんいます。体の表面の汗や汚れを落とすだけならシャワー浴でも十分ですが、入浴のもつ大切な効果「体を温める」「老廃物を出す」という部分は、シャワーのみでは補えないのです。
体温め効果の高い「基本の入浴法3パターン」
①下半身を温める半身浴
とくに下半身が冷えている人にお勧めしたい入浴法です。半身浴は、みぞおちから下の部分だけをお湯につけて、ゆっくりじっくり温める方法。温度は39度以下のぬるめがいいでしょう。肩が冷えないように、乾いたタオルを肩にかけ、20分~40分ほどお湯につかります。半身浴をすると、全身から驚くほどの汗が噴出してきて身も心もすっきりしますよ。
②出たり入ったり全身浴
半身浴をするほどの時間がないという人は試してみてください。
42℃くらいの熱めのお湯に肩まで入れて3分つかったら、お湯から出ます。洗い場で3分ほど体を冷ましたらまた湯舟に3分。これを3回繰り返します。これだけでもかなりの発汗作用があります。
③汗どっさりのサウナ浴
サウナの一番の効用は、温熱刺激によって体中の毛穴が開き、体内の老廃物が一気に外に排出されること。体温も上昇するので、老廃物の燃焼も促進されます。ただし、サウナ浴は酸素の消費量を増やし、心拍数も上げるため、高血圧や心臓に病気のある人は、長時間のサウナ浴は避けましょう。
入浴効果を高めるポイント
湯温はそれほど気にする必要はありません。大切なのは、入浴中、入浴後に「気分がいい」と感じる温度であればよいのです。自分が気持ちがいいと感じる温度で入浴を楽しみましょう。
また、保温効果を持続させるには、湯上りの冷水が効きます。下半身に冷たい水をかけると、体表が冷えて、逆に体内は温まります。湯冷めをしやすい人、冷え性の人はとくに実践してみましょう。
温め作戦6ー体を芯から温める簡単運動
いつでも、どこででも、思いついたらすぐにできる運動なので、できるだけ毎日続けてください。大事なのは「習慣化」することです。
・踏み台昇降運動
昇って降りてを繰り返すだけの運動ですが、踏み台昇降は、短時間で全身の血流をよくして体を温めてくれる、簡単で効果のある運動です。
①低めの椅子または高さ35cm程度の台を用意。滑らない場所に置いたら、片足で昇ります。
②残りの足を上げて、台の上でそろえます。
③先に上げた足から床に下ろします。
④残りの足を下ろしてもとの姿勢に戻ります。
回数やスピードの目安は、2秒で昇り降りするペースで3分間。これを1セットとして、自分の体力に応じてセット数を決めてください。何セットか行う場合は、1セットごとに1分間ほど休憩を入れましょう。
・アイソメトリック運動
アイソメトリック運動は、大きく体を動かしたり、走ったり、跳んだりという動きはありませんが、運動としての効果は抜群です。自分の持てる力の60~70%を使い、7秒間力を加えるだけで、筋肉に刺激を与え、体が温まって血行がよくなり、発汗・排泄も高まります。体の引き締め効果もあるので、ダイエットを目指す人にもお勧めです。
①胸の前で両手をカギ形に組み、力を入れて7秒間左右に引く
②両手をカギ形に組んだまま後頭部に回し、7秒間左右に引く
(引き締め効果がある部分→首、背筋、腹部)
③手は②のままで、腹部に7秒間力を入れる
(引き締め効果がある部分→腹部、ウエスト)
④手はそのままで、両下肢に7秒間力を入れる
⑤手はそのまま、組んだままでしゃがみ、お尻から両下肢に7秒間力を入れる
⑥両手を体の横に下ろし、まっすぐ立った姿勢で7秒間、つま先立ちをする
(引き締め効果のある部分→腹部、太もも、ふくらはぎ)
冷え性改善 足の冷え性対策グッズ、冷え性解消克服・睡眠改善解決、就寝・足元両用電気足温器・「足先ほっと」を通販しております。冷え対策は足冷え対策、足冷え対策は「つま先・足の甲」対策、そして「つま先・足の甲」対策の決定版は、【足先ほっと】足温器です。
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就寝・足元両用電気足温器「足先ほっと」(布団の中で使用中) 「足先ほっと」の縦断面図
就寝・足元両用電気足温器【足先ほっと】の特徴
1.足先全体をソフトな電気あんかでサンドイッチ状に挟んで暖房するので、足裏はもちろん、つま先(足指)、足の甲も直接温めることができます。つま先は特によく温まります。
2.就寝時の足先の傾きと同じ傾斜が就いているので、膝を立てなくても、足を伸ばした姿勢で、足裏、足の甲が電気あんかの暖房部にフィットします。
3.足先ほっとのヒーター部内に組み込まれているサーモスタット(自動温度調節装置)により、実感最高温度50℃に達すると、一旦スイッチが切れて温度が徐々に下がりますが、40℃まで下がりますと、自動的にスイッチが入り、元の50℃まで上昇していきます。このように実感温度は、自動的に50℃と40℃の間を周期的に繰り返します。
4.☆就寝用電気あんかとしての用途のほか、
例えばこんな用途にもお使いいただけます。
・寒い冬、受験勉強中のお子様の足冷え防止に。
・お年寄りや、冷え性の方が、ソファーや椅子、あるいは座敷に座ってテレビを見る際に。
・足下(元)の冷えるお仕事に。
・冬場のデスクワークやパソコン作業の足冷え予防に。
・夏場、エアコンの効いた室内での足の冷え防止、冷房病対策に。
5.ご使用になられたお客様からは、”ちょうど、お湯に足をつけてるように温まる”、”熟睡できるようになった”といった喜びの声を多く頂いております。
6.【足先ほっと】は生活家電製品です。(写真には、「本体電源コード」や、付属の「手元スイッチ」は見えていません。)
電気代は、1時間使用して僅か約0.4円の経済的で、エコな、省エネ暖房器具です。
7.足温器全体が柔らかいクッション素材で作られているので、感触は弾力に富み、肌触りはとてもやわらかくて気持ちがよい。
8.使用方法
1.付属の「手元スイッチ」の電源コードプラグを交流100Vの室内電源コンセントに差し込む。
2.「足先ほっと」本体の電源コードプラグを「手元スイッチ」のコンセントに差し込む。(写真では、電源コード及び手元スイッチは見えていません。)